電気代が高い!?高騰する電気代の仕組みと・新電力会社に乗り換えた時の節約額は?

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毎月の電気代が高いと思ったことはありませんか?私はあります!

毎月の電気代を確認するのが日に日に怖くなっています。物価上昇の影響もあり、電気代はどんどん上昇しています。

そんな中、2016年から電力の自由化が始まり、【新電力会社】という言葉をよく耳にするようになりました。

新電力会社は安い…といわれますが、どんな理由で安いのか?本当に安いのか?詳しく知らない人も多いと思います。

今回の記事では…

切り替えたほうが安いと聞きくけど本当に安くなるの?

なんとなく不安だからそのままでいいや・・・

・電力会社によって料金プランが多くて何にすればいいのか分からない

・どうして電力会社によって料金が違うんだろう?

今回は、このような新電力に不安や疑問を持つ人たちのために少しでもわかりやすいように、電力会社の切り替えで本当に電気代が安くなるのか? 電気代の仕組みや料金プランの違いなどを徹底的に解説していきます!

電気代の仕組みとは?

電気代の料金構成の基本は「基本料金」+「電力量料金」+「再エネ賦課金ふかきん」+「燃料費調整額」 となっています。

それぞれ詳しく説明していきます!

① 基本料金(契約容量によって決まる固定料金)

毎月必ずかかる料金で、契約アンペア数(A)や契約電力(kW)によって決まります。

  • 従量電灯プラン(家庭向け) → 30A契約なら 約900円〜1,200円/月
  • 動力プラン(業務向け) → 3kW契約なら 約1,800円〜3,000円/月

新電力会社の多くは「基本料金0円」のプランを提供しており、節約につながる!

② 電力量料金(使った電気の料金)

使った電力量(kWh)に応じてかかる料金で、単価は段階制になっていることが多い。
例(東京電力の従量電灯Bプラン)

  • 〜120kWh:1kWhあたり19.88円
  • 121〜300kWh:1kWhあたり26.48円
  • 301kWh〜:1kWhあたり30.57円

新電力会社は一律の単価設定や割安な料金体系を採用している場合が多い!

③ 燃料費調整額(燃料価格の変動分)

火力発電に使う燃料(LNG・石炭・石油など)の価格変動を反映する料金。

  • 燃料費が上がると電気代も上がる(2022年頃は高騰)
  • 最近は下がり傾向だが、将来の変動に注意

燃料費の影響を受けにくい「再生可能エネルギー主体」の電力会社を選ぶのも節約のコツ!

④ 再エネ賦課金(再生可能エネルギー普及のための税金)

政府が定めた料金で、全国一律(2023年度は1kWhあたり1.40円)。

  • 100kWh使うと140円、300kWh使うと420円 が加算される

どの電力会社でも必ずかかるため、節約はできない

電気代が電力会社によって異なる理由

電力会社によって料金が違う理由は主に以下の5つです。

① 仕入れ(発電方法)の違い

電力会社は、さまざまな方法で電気を発電し、それを消費者に供給しています。

発電方法によってコストが大きく変わります。

発電方法特徴コスト燃料費影響
火力発電(LNG・石炭・石油)日本の主力発電。安定供給が可能高め影響を受けやすい
水力発電一部の電力会社で利用。安定した低コスト安い影響なし
原子力発電一部の地域で利用。燃料費は安いが安全対策費が高い安いが維持費が高い影響なし
再生可能エネルギー(太陽光・風力・地熱など)一部の新電力会社で導入。環境に優しい高め(設備費が高い)影響なし

例:

  • 大手電力会社(東京電力・関西電力など) は火力発電がメイン → 燃料費の影響を受けやすく、料金が変動しやすい
  • Looopでんきやオクトパスエナジー は再生可能エネルギーが多め → 燃料費の影響を受けにくい

② 送電網の使用料金(託送たくそう料金)の違い

電気は発電所から送電線を通じて家庭まで届けられます。

この送電網は大手電力会社(地域電力会社)が保有しており、新電力会社も利用するため、

その使用料(託送料金)を支払う必要があります。

  • 地域ごとに託送料金が異なる
    例: 東京エリアと関西エリアでは電気料金の基本単価が異なる
  • 託送料金が高い地域では、電気代も高くなりがち

新電力会社は、この託送料金を考慮して価格設定をしているため、地域ごとに料金が違うことがある。

③ 料金プランの違い(定額・従量制など)

電力会社によって料金プランの設定が異なり、単価や割引制度に違いがあります。

プランタイプ特徴向いている人
従量制プラン(一般的)使った分だけ料金がかかる(段階制あり)平均的な家庭向け
定額プラン毎月一定額で使い放題(例:Looopでんき)電気をたくさん使う家庭向け
時間帯別プラン昼と夜で料金が違う(夜安い)夜に電気を多く使う人向け
基本料金ゼロプラン使った分だけ支払い(例:Looopでんき)基本料金を節約したい人向け

自分のライフスタイルに合ったプランを選ぶと、より電気代を節約できる!

④ 割引制度の違い

電力会社ごとに、セット割引やポイント還元などの特典が異なります。

例:

  • 楽天でんき:楽天ポイントが貯まる
  • auでんき:スマホとセット割引あり
  • 東京ガスの電気:ガスとセットで割引

セット割を利用すると、年間数千円〜1万円程度の節約になることも!

⑤ 企業の利益構造と運営コストの違い

大手電力会社と新電力会社では、経営コストに差があります。

  • 大手電力会社 は設備維持費や広告費がかかるため、料金がやや高め
  • 新電力会社 はオンライン契約のみで運営コストを抑え、安いプランを提供可能

「大手=安心感」 vs 「新電力=低価格」 という違いがある

電力会社と新電力の違い

電力会社(大手電力会社)

  • 特徴: かつては地域ごとに電力の発電・送配電・販売を一手に担っていた会社。2016年の電力自由化以前は独占的に電気を供給していた。
  • 主な会社:
    • 東京電力エナジーパートナー(TEPCO)
    • 関西電力
    • 中部電力ミライズ
    • 北海道電力
    • 東北電力
    • 中国電力
    • 九州電力
    • 四国電力
    • 沖縄電力

新電力(PPS: 特定規模電気事業者)

  • 特徴: 2016年の電力自由化により、発電施設を持たなくても電気の販売が可能になった企業。主に大手電力会社から電気を仕入れたり、再生可能エネルギーを活用したりして供給している。
  • 主な会社:
    • 楽天でんき(楽天ポイントが貯まる・使える)
    • 東京ガスの電気(ガスとセット割引あり)
    • ソフトバンクでんき(スマホとのセット割が特徴)
    • auでんき(auユーザー向けの割引が充実)
    • ENEOSでんき(ガソリン代割引やTポイント特典)
    • Looopでんき(基本料金0円プランあり)
    • オクトパスエナジー(イギリス発の再エネ重視企業)

新電力会社が安い理由

発電設備を持たない(または少ない)ためコストが低い

  • 新電力会社は、基本的に大手電力会社の発電した電気を仕入れて販売する形態が多いため、発電所の維持・管理コストが不要。その分、料金を安く設定できる。

セット割や特典を活用

  • ガス・携帯・クレジットカードなどとセットで契約すると、割引やポイント還元が受けられる。例えば「楽天でんき」は楽天ポイントが貯まり、「auでんき」は携帯料金に応じたキャッシュバックがある。

基本料金がゼロのプランもある

  • 例えば「Looopでんき」は基本料金が0円で、使った分だけ支払う料金体系を採用しているため、電気使用量が少ない家庭には特にお得。

人件費・広告費を抑えている

  • 大手電力会社と比べて支社・店舗が少なく、オンライン申し込みがメイン。そのため人件費や店舗運営費を削減し、料金を抑えられる。

乗り換えによる節約額の目安

一般的な家庭(1か月400kWh使用)の場合

  • 大手電力会社(基本料金あり): 約12,000円/月
  • 新電力会社(基本料金なし、単価が安い): 約9,000円/月
    年間約36,000円の節約が可能

高い電力会社から安い電力会社への切り替えでの注意点・デメリット

注意点

  • 解約時の違約金の有無
  • 乗り換え先の電力会社の安定性(倒産リスクなど)
  • 契約プランによっては割高になる場合もある

デメリット

  1. 災害時の対応力が弱い
    • 大手電力会社は災害時に迅速な復旧作業が可能だが、新電力会社は送電網を管理していないため、停電時の対応が遅れることがある。
  2. 価格変動のリスクがある
    • 仕入れ価格が市場の電力価格(JEPX)に依存しているため、電力供給が逼迫すると料金が大幅に上がることがある。特に電力需給が厳しくなる冬や夏は、価格が高騰するリスクあり。
  3. 契約内容の変更や撤退リスク
    • 電力自由化以降、経営が厳しくなり撤退する新電力会社も出ている。過去には「F-Power」などが事業撤退し、契約者は強制的に別の電力会社へ移行させられたケースもある。
  4. セット割の縛りがあることも
    • ガスや携帯料金とセットで割引を受ける場合、他社に乗り換えると割引がなくなることがある。例えば「auでんき」から他社に変更すると、auスマホの割引がなくなる可能性がある。

おすすめ新電力会社

1. オクトパスエナジー

  • 概要:イギリス発の電力会社で、再生可能エネルギーを活用。
  • 料金プラン:時間帯別のダイナミックプライシングが特徴。
  • メリット:環境に優しい電力を使用できる。
  • デメリット:時間帯ごとの料金変動を理解する必要がある。

2. Looopでんき

  • 概要:基本料金0円のシンプルな料金プランが特徴。
  • 料金プラン:電力量料金のみ(地域による単価変動あり)。
  • メリット:基本料金が不要で、使用量に応じた明瞭な料金体系。
  • デメリット:電気使用量が極端に少ない場合、割高になる可能性あり。

3. idemitsuでんき

  • 概要:出光興産が提供する電力サービスで、ガソリン代の割引特典あり。
  • 料金プラン:従量課金制+特典プログラム。
  • メリット:ガソリン代割引などの特典が利用可能。
  • デメリット:特典を活用しない場合、他社と比べてお得感が薄れる可能性。

4. 楽天でんき

  • 概要:楽天グループが提供する電力会社。楽天ポイントが貯まる。
  • 料金プラン:基本料金0円+従量課金。
  • メリット:楽天ポイントが貯まり、他の楽天サービスと連携可能。
  • デメリット:電気料金の単価がやや高め。

まとめ

新電力がおすすめの人

  • とにかく電気代を安くしたい
  • 楽天ポイントや携帯会社の割引を活用したい
  • 基本料金0円プランに魅力を感じる

新電力会社に切り替えるときは

  • 自分の電気使用量
  • 契約することで得られる特典
  • セット割引の有無 などを比較することが重要です。

新電力はとても魅力的ですが、「価格が変動するリスク」や「災害時の対応」を考慮しながら選ぶのがポイントです!

あなたにぴったりの電力会社を見つけて毎月の出費を抑えてみてはいかがでしょうか?

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